保育園に一番入りやすいと言われる「0歳4月入園」。
そのタイミングで復職を選ぶ方も多いですよね。
でも復帰を考え始めたとき、
- 短時間勤務にしたけど、仕事と育児の両立ができるだろうか?
- 送迎が間に合うか不安
- 母乳は続けられる?
と悩みませんか?
実は、育児短時間勤務とは“別制度”で、育児時間という制度があり、条件次第では同時に利用できる可能性があります。
特に0歳4月復帰のママには、とても重要な制度です。
育児短時間勤務制度とは
育児短時間勤務制度は、
育児・介護休業法 に基づく制度です。
制度のポイント
- 原則1日6時間勤務
- 会社は原則として拒否できない
たとえば通常8時間勤務なら、6時間勤務に短縮できます。
(会社によって、7.5時間、7時間、6.5時間勤務などが選べることが多いです)
0歳4月で復帰する場合も、もちろん利用可能です。
育児時間とは?0歳復帰の人こそ要チェック
育児時間の根拠は、
労働基準法 第67条。
制度のポイント
- 1歳未満の子どもを持つママが対象
- 1日2回、各30分以上
- 授乳や育児のための時間
授乳や搾乳をするための時間としてできた制度なので、ママのみが対象の制度です。
ただし、会社によってはパパも取得できる場合もあります。
育児時間は「休憩」とは違う
育児時間は、休憩とは別の制度です。
労基法では、普通の休憩は勤務時間の途中で取らないといけない、と決まっています。しかし、育児時間は
必ずしも勤務の途中に取る必要はありません。
勤務時間の最初や最後に育児時間をくっつけることも可能なので、
- 始業を30分遅らせる
- 終業を30分早める
といった取得も可能です。
つまり、
0歳4月で復帰するママは「さらに時短できる可能性がある」ということ。
送迎時間がギリギリな場合、この30分×2はとても大きいです。
短時間勤務と育児時間は同時に取れる?
結論から言うと、
法律上は併用を禁止する規定はありません。
なぜなら、
- 短時間勤務 → 育児・介護休業法
- 育児時間 → 労働基準法
と、根拠法が異なるからです。
つまり制度上は「別物」です。
ただし、実際の運用は会社ごとに異なります。
- 就業規則でどう定めているか
- 有給か無給か
必ず人事に確認しましょう。
0歳4月復帰ママの働き方イメージ
例:
- 通常8時間勤務
- → 短時間勤務で6時間に
- → さらに育児時間30分を終業時に取得
この場合、
実質5時間30分勤務になるケースもあります。
保育園のお迎えが17:00締切の場合など、
この差はとても大きいですよね。
育児時間はいつまで使える?
育児時間は1歳未満の子どもを持つママが対象です。
そのため、育児時間を取れるのは、1歳の誕生日の前日までです。
こんな人は特に確認を
- 送迎時間がギリギリ
- 母乳を続けたい
- ワンオペ気味
- 祖父母サポートがない
「短時間勤務だけ」と思い込んでいる方は、
育児時間という選択肢があることを知っておくだけでも違います。
まとめ
- 0歳4月復帰は制度をフル活用できるタイミング
- 育児短時間勤務と育児時間は別制度で、併用可能
- 育児時間は始業・終業時に取れる場合がある
- まずは就業規則と人事確認を
復職は不安が多いもの。
でも、制度を知っているだけで選択肢は広がります。
「知らなかった」で損をしないように。
使える制度は、しっかり使っていきましょう。

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