【体験談】赤ちゃんのヘルメット治療をやってよかった?後悔は?費用・期間・リアルな本音まとめ

赤ちゃんの頭のゆがみが気になって検索すると、出てくる「ヘルメット治療」という選択肢。

・本当に必要?
・かわいそうじゃない?
・高いって聞くけど…?

我が家もたくさん悩みました。

今回は、実際にヘルメット治療を経験した我が家の体験談をまとめます。


ヘルメット治療を考えたきっかけ

我が家の赤ちゃんは生まれたとき、頭の左側に頭血腫(ずけっしゅ)がありました。
頭血腫とは、産道を通るときの圧力で出血がたまり、コブができた状態をいうそうです。

吸引分娩や鉗子分娩で起きやすいといわれているのですが、我が家のように自然分娩でもできることがあるようです。
生後1〜3か月でゆっくり吸収されるため、医師からは特に何の治療もいらないと言われていました。

その通り、生後2か月ごろには吸収されたのですが、左側にコブがあるので、赤ちゃんはいつも右側を下にして寝るようになってしまい、だんだんと右側の頭が平らになってしまっていったのです。

左側を下にして寝かせようとしましたが、努力の甲斐なく、生後4か月ごろには頭の右側がかなり平らになってしまっていました。

さらに1か月ほど様子を見ていたのですが、生後5か月になっても治らず、小児科で相談すると、もう寝かせる向きで何とかするのは難しい時期といわれ、近隣のヘルメット治療をしている脳神経外科を紹介されました。

我が家の場合、赤ちゃんが生まれた時から髪がフサフサだったので、見た目では凹みは気にならなかったですが、触ると明らかに片方だけ凹んでいるという感じでした。


ヘルメット治療とは?

赤ちゃん専用のオーダーメイドヘルメットを装着し、
成長する頭の形を自然に整えていく治療法です。

歯の矯正などと違い、無理やり力をかけるのではありません。

赤ちゃんの頭は1か月に1センチずつ成長するので、その成長する力を使って形を整えていきます。

イメージとしては、四角いスイカの作り方と同じです。

栽培方法はスイカの玉がまだ小さい段階で、透明な強化ガラスでできた四角い容器や型に入れて日光に当てながら栽培することで、その形に沿った成長をします。

四角いスイカの作り方は?中身はどうなってる?味はまずいが値段は高い理由も解説!| ちそう

どんなメーカーがあるの?

代表的なメーカーには

  • ベビーバンド
  • AHS Japan

などがあります。

※我が家は【ベビーバンド】のヘルメットを作成しました。

国産で比較的安価といわれています。

項目AHS Japan
(ベビーバンド)
Berry
(クルムフィット)
ジャパンメディカルカンパニー
(アイメット)
価格帯目安約40〜60万円約40〜50万円約30〜50万円
作成方法3Dスキャン3Dスキャン3Dスキャン
装着時間1日約20時間前後1日約20時間前後1日約20時間前後
通院頻度月1回程度月1回程度月1回程度
軽さ約200g前後約200g前後約180〜200g
特徴国内導入数が多い/対応医療機関が多い軽量・コンパクト設計通気性やフィット感を重視
デザインカラー選択可シンプルカラー選択可
助成金自治体により対象自治体により対象自治体により対象

治療開始は生後5ヶ月の後半

医師から言われたのは、

「始めるなら早いほうがいい」

頭の成長が大きいのは生後6ヶ月頃まで。
悩みに悩んで、我が家は生後5ヶ月の後半(あと何日かで生後6か月になるころ)でスタートしました。

正直、

✔ かわいそうじゃない?
✔ 暑くない?
✔ いじめられない?

不安だらけでした。


実際の装着生活はどうだった?

装着時間

1日23時間装着。
お風呂のときだけ外します。

最初は泣くかなと思いましたが…

→ 意外と平気でした。

数日で慣れ、
本人はいつも通りご機嫌。

親のほうがソワソワしていました。


汗・におい問題

うちの子は春生まれだったので、生後6か月は冬になるころ。
汗で蒸れるという口コミを見て心配していましたが、全く問題ありませんでした。

むしろ、寒い日も帽子をかぶらなくても頭はあったかそうです。

洗い替えのフェルトパッドは、2日に1回洗っていました。

ネットに入れて洗濯機で普通洗い、陰干しです。


周囲の反応

電車などでは、高齢の方には聞かれることがあります。

「それどうしたの?」

でもほとんどが好意的でした。

「今はそんな治療あるんだね」
「お子さんの頭の形のことをしっかり考えて、いい親だね」

と言われることも多く、
隠すようなものではないと感じました。

ただし、第一子のときより、「かわいいね~」といわれる回数は少ないと思います。
ヘルメットのことを言ったらいけない、と思って話しかけられる回数が減る気がします。

児童館や支援センターにいるほかのママからヘルメットのことを聞かれることは一度もありませんでした。


気になる費用

費用は350,000円。

我が家が通ったクリニックでは、初回は保険診療でしたので、自治体の医療費助成で初回の自己負担はゼロ円でした。

2回目以降は350,000円でコミコミなので、診察に行っても費用は掛かりませんでした。この辺りは病院によるかと思います。

医療費控除の対象になったので、
(※条件は各家庭で要確認)

我が家は

「後悔するよりやって後悔したい」

という気持ちで決断しました。


初回はどんな流れ?ベビーバンドの場合

まず、電話で診察予約を取りました。

  • ヘルメット治療に関する、医師が作成した(?)資料を渡されるので読む
  • 頭のエコーで病的な頭のゆがみではないか医師が確認。
    このとき、脳みそいっぱい詰まってていい頭ですね、って言われたのがツボでした。
  • CTをとって、こちらも脳の中を確認
  • QRコードがいっぱいついたストッキング状の帽子をかぶり、特殊なカメラで前後左右の写真を撮って、頭の3Dデータを作成

初回は3Dデータをその場で作成するため、30分ほど待ちます。

病院内で3Dデータ化するのではなく、ベビーバンドの運営会社に写真を送ってデータ化してもらうようです。

ちなみに、我が家は一度目の写真に不備があったようで、30分待っても3Dデータ化ができなかったといわれ、写真を撮り直し、さらに30分待ってやっと3Dデータができました。。。

エコー画像、CT画像、3Dデータ、そして医師の触診でヘルメット治療が適用されるかどうか、医師が判断してくれました。

我が家の場合は、

エコー画像、CT画像→全く問題なし(病気によるゆがみではないことの確認ができた)

3Dデータ→数値上は軽度斜頭であり、治療を要するレベルではない(中等度~が治療の目安ということ)

ただし、医師の触診では中等度~重度の間くらいの感覚とのこと。

ストッキングの帽子をかぶったときに、髪がフサフサで多い子は頭が凹んでいても髪の毛の分ふんわりして正確な数値が出ないことがあるそうです。

数値上は軽度ということで、悩みましたが、たくさんの赤ちゃんの頭を触ってきている医師の手の感覚のほうがおそらく正しいのだろうなと感じたので、我が家は治療を開始することにしました。

大変だったのは、初診日から2日以内に決めてください、と言われたことです。

赤ちゃんの頭は日々成長しているので、3Dデータはどんどん古くなってしまいます。

メーカーにオーダーメイドで作ってもらうのに2週間ほどかかるため、2日以内に決めなければ、今日とった3Dデータは古すぎて使えなくなってしまう、とのことでした。

効果はあった?

結論から言うと、

やってよかったです。

もともと髪が多いため、髪に隠れて凹みは全く目立たないのですが、触った感じが全然違います。

将来、

「あのときできることをしなかった」

と後悔する可能性が減ったことが
一番大きいです。


正直な本音(メリット・デメリット)

よかったこと

  • 頭の形が改善した
  • 頭を触ったときに気にならなくなった
  • 親のモヤモヤがなくなった

大変だったこと

  • 費用が高い
  • ヘルメットのメンテナンス(内側のフェルトパッドを2日に1回付け替える)
  • 頭をなでてよしよしヾ(・ω・`)しづらい
  • 見た目がかわいくはない
  • 親族への説明、
  • 通院の手間

ヘルメット治療を迷っている方へ

私は、

「絶対やるべき」とは思いません。

でも、

悩み続けるなら、一度専門外来で相談するのはアリ。

知らないまま時期を逃すのが
いちばんもったいないと感じました。


まとめ

ヘルメット治療は
安くも簡単でもありません。

でも我が家にとっては
“やってよかった選択”でした。

悩んでいる方の参考になればうれしいです。

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